相続時精算課税制度の申告状況
相続時精算課税制度の申告状況は、暦年課税制度と比較すると、特徴がよくでています。
相続時精算課税(一般)
下記の表は、相続時精算課税制度と暦年課税制度の譲与税の申告状況ですが、制度の特徴を表していると思います。
(1)申告人員と納税人員の比
申告人員と納税人員を比べますと、暦年課税制度は申告人員の約85%が、納税していることがわかります。一方、相続時精算課税制度の方は、約5.5%です。2,500万円の特別控除額が、いかに大きいかわかります。
(2)1人当たり申告納税額
1人当たり申告納税額をみますと、暦年課税制度よりも相続時精算課税制度の方が、はるかに多いことがわかります。これは、暦年課税制度と違って相続時精算課税制度は、贈与時に税金を払っても相続税の時に精算するため、多く払おうが少なく払おうが基本的に関係ないからでしょう。一方、暦年課税制度の場合、多額の贈与をして贈与税を払うと基本的に取られっぱなしになるため、少額づつ贈与をしているのでしょう。
| |
平成19年分 |
|
平成20年分 |
申告
人員
(千人) |
納税
人員
(千人) |
納税 |
申告
人員
(千人) |
納税
人員
(千人) |
納税 |
申告
納税額
(億円) |
1 人
当たり
(万円) |
申告
納税額
(億円) |
1 人
当たり
(万円) |
| 暦年課税 |
293 |
250 |
787 |
32 |
273 |
232 |
841 |
36 |
相続時
精算課税 |
89 |
5 |
274 |
596 |
74 |
4 |
184 |
465 |
| 計 |
382 |
254 |
1,060 |
42 |
347 |
236 |
1,025 |
43 |